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この作品は愛知県常滑市の旧市役所にて展示を行った。
この街には2005年に開港した中部国際空港がある。
僕は旧市役所がいつ旧になったか分からないが、おそらくこの新しい空港を開港させる事柄に無関係ではなかったと思う。
しかし、僕はその経過を文章などで事後確認していくしかない。

フィクションとしての僕ならば、旧市役所が市役所だった頃を知っていてもおかしくはないのではないか。
既に旧となった市役所の物を空港に持ち込み、幾つかのアクションを撮影し、その写真と旧市役所の物、僕自身の物、僕の想像物をインスタレーションする。

仮説は到底不可能で、つまりファンタジーだ。しかし、空港ができたことによって様々な現実が変化した(またはし続けている)現在を把握することは、はたしてほんとうにファンタジーではないのか?
僕はそのファンタジーと、おそらく正しかろうと認識できる目の前の小さな世界の狭間を生きている。
この作品は空港と旧市役所と僕自身の想像と現実が入り混じった、僕の現実だ。
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